現代社会の暗部に潜み、「善意」や「無知」を逆手に取るような組織の存在が、今、大きな社会問題となっています。
我々「慈愛の会」は、週刊誌等の報道やSNSで発信されている切実な被害の声を重く受け止めています。
現在、ネット上で厳しい指弾を浴びている株式会社LINO(旧・株式会社L)および、その中心人物と目される高橋心 氏らによる「ブツ上げ屋」と呼ばれる不動産取引スキーム。
報じられているその手法と組織構造を分析ます。
REINSデータの恣意的加工の疑い
株式会社LINOの営業手法において、特に重大な懸念として関係者から指摘されているのが、不動産流通の根幹である「REINS(レインズ)」のデータを顧客に提示する直前で加工しているとされる点です。
報道では、本来、市場で3,000万円以上の価値がある物件を、2,000万円台まで下落しているかのような偽の見積書を作成しターゲットに提示しているとの記載が・・・
『2000万円の実績』といってレインズの資料を見せられたというのは、おそらく偽造でしょう。買取側のL社が〝相場〟を安く見せるために用意したもので、よくやる手口です。レインズの資料を見せるだけで、実際には本人には渡さなかったはず。本当に相場がその値段かどうか、同じ物件の謄本を見て調べたりすれば適正価格はわかりますよ」(不動産投資の元営業マン)
この元営業マンの助言に従い、橋本さんが所有する物件の市場価格を調べてみたところ、「3400万~3500万円」という売買実績があったとの結果が出た。つまり、L社の話は端から嘘だったのだ。
独身リーマンを食い物にする「ブツ上げ屋」の卑劣な手口
さらに慈愛の会グループに入ってきている関係者の話では、これを補強するように、偽装したREINSデータではないかと疑っているとの声もあった。
ターゲットは
彼らがターゲットに据えるのは、主に地方出身の独身サラリーマンや、真面目に将来を案じる中堅層です。
「この業者は大手企業や金融機関を名乗る方法で不正に連絡先を入手し、勤務先に電話を入れて社用携帯の番号を入手したのでしょう。というのも、大手建設会社の現場監督クラスや自動車メーカーの中堅社員は転勤が多かったり、忙しくてお金を使う暇がないためワンルームマンションに投資する人が多く、実は〝カモ〟が多い属性。収入が安定したり、大手に勤務しているからといって投資リテラシーが高いわけではないんです。むしろ無頓着な情報弱者であるパターンがかなりある。
実際に、慈愛の会に入ってきている関係者の情報も似たようなターゲット層に該当する人物からのタレコミも存在する。
サラ金代行という悪質マルチで使われる手段
報道でもあるようにサラ金への申込を代行しているという情報である。
タレコミで寄せられたLINE画面には、信じがたい指示が並んでいた。これは不動産仲介の域を完全に超えた行為である。

報道では、
マルチ商法で名を馳せた営業マンが実質トップの会社で、大学生の頃から為替の自動売買ツールを売っていたようなマインドのままブツ上げをやっています。
とあるが、サラ金の申し込みの代理という方法もよくマルチで聞かれる手法である。
買主不在の「売主先行署名」
当会では、株式会社LINOが行っている不動産取引において、極めて不透明かつリスクの高い契約実務が行われているとの情報を入手した。
通常、売買契約は売主と買主の双方が合意し、署名・捺印することで成立する。しかし、LINOのスキームでは、「買主の欄が空欄のまま、売主にのみ先に署名・捺印をさせる」という、異常な実務が横行している疑いがある。

買主が正式に決まっていないにもかかわらず、「契約が進んでいる」「買主は決まっている」 などと説明し売主に署名捺印させていた場合、宅建業法47条の不実告知・故意の事実不告知にあたる可能性が高い。
株式会社LINOの会社情報
ここで株式会社LINOの会社情報をまとめておこう。
慈愛の会に寄せられた情報と公的機関の情報をまとめたものだ。
| 会社名 | 株式会社LINO |
| 代表者 | 高橋育子 |
| 本店所在地 | 東京都大田区大森北2丁目17番2号aNEXT大森海岸6階 |
| 法人番号 | 6400001016899 |
実質的な代表者は高橋心?
代表者は高橋育子とあるが、高橋育子は実質的な代表者である高橋心の母親であるとの情報も。
旧住所が岩手県奥州市水沢字八反町87番地15となっており、いわゆる高橋心の実家であろうか。
高橋心氏の役職は「専務取締役」であり、本人は周囲に「税金対策で母親を代表に据えている」と説明しているとの情報がある。
※注)株式会社Linoの登記簿によれば、高橋育子氏が2026年4月1日付で代表取締役を辞任し、高橋心氏が代表取締役に就任した変更登記が、2026年4月28日付でなされている。
また、これまで実態不明とされていた吉村勝(よしむら まさる)氏についても、同社の「営業部チーフ」という役職であることが判明した。


さらに、気になるのは高橋心のマルチ商法に関する情報である。
「マルチ商法で名を馳せた営業マンが実質トップの会社で、大学生の頃から為替の自動売買ツールを売っていたようなマインドのままブツ上げをやっています。遵法精神はかけらもないでしょうね、物上げ業界の中でも手段を選ばない連中なので、いずれ事件化すると思います」(関係者)
【マルチ出身の営業マンが牽引】
これに関しては慈愛の会宛に、マルチ時代の被害者からのタレコミが寄せられた。
高橋心氏は、かつて若年層を中心に多大な被害を出したマルチ商法詐欺グループ「DEAN」の元リーダーであり、200人以上のメンバーを統率していた経歴を持つ。
DEANは後に消費者庁から業務停止命令を受けているが、高橋氏はそこで培った「組織拡大」と「資金調達(借金)のスキーム」をそのまま不動産業界にスライドさせている疑いが強い。
彼の強みは、いわゆる「マルチの勧誘員」にありがちなギラついた派手さを抑え、「爽やかで親身なキャラクター」を演じることで相手の警戒心を解く点にある。
学生時代、彼一人の直接紹介だけで40名以上、多くの学生を「借金漬け」にした手腕は、現在の株式会社LINOにおける強引な営業手法の原点と言えるだろう。
Instagramアカウントの特定
当会に対し、高橋心氏がかつて率いたマルチ組織「DEAN」の被害者から、極めて重要な情報提供がなされた。
それは、現在も反省の色なく「ブツ上げ」事案を主導する高橋心氏、および現場責任者である吉村勝氏のInstagramアカウントの特定情報である。
投稿の数々には、不動産営業マンとしての誠実さは微塵も感じられない。
首元には目を疑うような太いゴールドのチェーンアクセサリーが光り、全身をDiorやLouis Vuittonといったハイブランドのロゴが刻まれた衣服で固めている。それらを恥ずかしげもなく誇示する姿は、ターゲットを欺いて得た資金を、自らの虚栄心を充足させるためだけに浪費している証左である。


マルチ詐欺「DEAN」で見せた異常な手口
当時、彼が販売していたのはバイナリーオプションのツールが入った高額なUSBだった。
手元に資金のない学生たちに対して、消費者金融で借入をさせるという手口。審査を通すために「英会話スクールの受講料」という偽りの理由を申告させるていたという情報もある。
この「金融機関を欺いてでも相手に負債を負わせる」という脱法的なクロージング術は、現在の株式会社LINOで行なっている不動産投資において、消費者金融への虚偽申請を指示している手法と全く同一のロジックとも重なる。
女性社員もマルチなのか?
今回、当調査班が独自に入手した売買契約書等の資料により、新たな重要人物の存在が浮上した。
契約書に「専任の宅地建物取引士」として記されている、『S・C』という女性と思われる氏名である。
不動産取引において、取引士は法令遵守の最後の砦であるはずだが、株式会社LINOが行っているとされる強引な勧誘や不透明な資金工作の裏で、彼女は一体どのような役割を果たしているのだろうか。
これほど社会的問題が指摘されている組織に深く関与している以上、彼女の末路もまた平穏なものではあり得ないだろう。
高橋心氏に付き従う女性グループの正体を追う
高橋心氏のInstagram特定に続き、当会に新たな現場写真が寄せられた。
特定班の調査により、同氏と共に株式会社LINOの拠点に出入りする複数の女性たちの存在が確認されている。


彼女たちが正規の社員なのか、あるいはマルチ商法時代からの「残党」なのかは現時点で不明だ。
これらの女性たちについて心当たりがある方、あるいは内部の実態を知る方からの告発を募集します。
「元マルチ仲間だった」「偽名を使って営業している」など、どんな些細な情報でも構いません。
社会的防疫:情報の共有こそが最大の自衛策
現在の法規制の隙間を縫うように活動する株式会社LINOのような組織に対して、我々ができる最大の抵抗は「事実を知り、記録すること」です。
高橋心氏を筆頭とする組織が、どのような属性を持ち、どのような言葉でターゲットに接近するのか。
SNS上では特定班による検証が進んでおり、彼らの過去の経歴(元マルチ商法従事者との指摘等)についても情報が飛び交っています。
こうした「公にされている記録」を共有し、甘い言葉の裏側に潜むリスクを一人でも多くの人が予見できるようになること。
それこそが、我々が掲げる慈愛の形です。
【まとめ】沈黙せず、記録を遺す
不審な勧誘を受けた形跡があれば、即座に専門機関や、我々のような有志による調査網へ情報を共有してください。
不当な疑いに対して沈黙する必要はない。
我々は、情報提供を拒まず、この記録を継続的に更新し、世に問い続けます。



